哺乳瓶用ちくびサイズの選び方と交換時期【基礎知識】

基礎知識

哺乳瓶の乳首にもサイズや種類があるって知ってましたか?

意外と交換するのを忘れがちなので、哺乳瓶に最初からついていた乳首のままって人も多いと思います。

ですが、最近、赤ちゃんがミルクを飲むのが遅くなったり、苦しそうにしているようなら交換の時期かもしれません。

 

この記事では、哺乳瓶の乳首の選び方について、サイズの選び方や交換時期(サイズアップ)、乳首の種類の他、おすすめの乳首を備えた哺乳瓶についても紹介します。

 

哺乳瓶の乳首サイズ

サイズ月齢哺乳量
SS新生児 80~120ml
S1ヶ月120~160ml
M3ヶ月180~200ml
L6ヶ月200~220ml
LL9ヶ月200~220ml

月齢や哺乳量は、あくまでも目安です。

赤ちゃんがミルクを飲む時間は10~15分程度が適正とされています。

30分以上かかる場合や、飲み辛そうにしている場合はサイズアップしてみてください。

 

また、サイズアップする際は同じメーカーの乳首を選ぶことが推奨されています。

いつもと違う乳首を赤ちゃんが拒否する可能性があるためです。

最初から複数種類の乳首を使用しておくのも、抵抗が少なくなるのでオススメです。

 

哺乳瓶の乳首の種類(穴の形状)

形状特徴
●(丸穴)・丸い穴になっている
・傾けると自然にミルクが出てくる
・ミルクの量は一定
・サイズアップが必要
Y(スリーカット)・Y字の切れ込みが入っている
・吸う力に応じてミルクの量が変化する
・サイズアップが不要
X(クロスカット)・X字の切れ込みが入っている
・吸う力に応じてミルクの量が変化する
・サイズアップが不要
・スリーカットよりもミルクの量が多い
・スリーカットよりも固い

丸穴

乳首の先に丸い穴が空いています。

傾けるだけで自然とミルクが出てくるため、吸う力の弱い新生児から使用することができます。

どれだけ吸っても出てくるミルクの量は大きく変わらないため、赤ちゃんの成長に合わせてサイズアップしていく必要があります。

サイズアップ不要は便利だけど、赤ちゃんのペースに合わせてサイズを調整できると考えると、サイズを選べるのもメリットと言える。

 

スリーカット(Yカット)

乳首の先にY字の切れ込みが入っています。

穴ではなく切れ込みのため、逆さに向けても簡単には出てきません。

赤ちゃんの吸う力に応じてミルクが出てくるため、赤ちゃんのペースでミルクを飲むことができます。

 

このタイプの乳首は、サイズアップ不要のメーカーが多いですが、ピジョンの母乳実感には、各種サイズや穴の形状が用意されています。

 

クロスカット(Xカット)

乳首の先にX字の切れ込みが入っています。

穴ではなく切れ込みのため、逆さに向けても簡単には出てきません。

赤ちゃんの吸うに応じてミルクが出てくるため、赤ちゃんのペースでミルクを飲むことができます。

 

このタイプの乳首は、サイズアップ不要のメーカーが多いです。

スリーカットよりも切れ込みが1つ多いため、ミルクの出る量が多く、繊維や粘度の高い果汁などを飲ませることもできます。

 

ドクターベッタの乳首は、赤ちゃんの吸う力を強くする

吸う力を育てたいのであれば、ドクターベッタ(Betta)のブレインシリーズがオススメです。

ブレインシリーズの乳首は、しっかりとソシャクしないとミルクが出てこないようになっているため、赤ちゃんの吸う力を育ててくれます。

他のメーカーの乳首と比べると長くなっており、深く咥えることができるため、ゲップや吐き戻しが少ないのがメリットです

 

注意点として、ブレインシリーズの乳首は、ある程度は赤ちゃん自身に吸う力がないと上手くミルクを吸えない場合があります。

新生児期や吸う力がつくまでは、ドクターベッタのジュエルシリーズの乳首がオススメです。

 

母乳実感の直付け乳首で手間を1つ減らす

大抵の乳首はキャップに取り付けて、キャップを哺乳瓶に装着する形状になっていますが、母乳実感(Pigeon)の直付け乳首は、直接ほ乳瓶に被せるように装着することができます。

直付けの良いところは、取り付ける手間であったり、洗い物の手間が1つ減ると言うところです。

些細なことですが、毎日何度も使用するため、少しでも楽にしておくと良いです。

産院でも使用されていることから、実用的であることが分かります。

 

デメリットは哺乳瓶のデザインですね。

見た目は完全に牛乳瓶なのでオシャレとは言えません。

ですが、自宅で普段使いにするなら手軽でオススメです。

 

まとめ:【哺乳瓶のちくび】サイズや穴の種類、交換時期と選び方

乳首にも色々あって迷ってしまいますね。

とりあえず新生児期は、丸穴を選ぶのが無難ですね。

以降は、赤ちゃんの吸う力がついてきたら、スリーカットやクロスカットを試してみましょう。

もちろん新生児でも吸う力が十分にあれば、最初からスリーカットやクロスカットでも問題ありません。

 

吸う力を鍛えたいと思ったら、ドクターベッタなど吸う力を鍛えてくれる乳首の付いた哺乳瓶を選んでください。

そして、最近ミルクを飲む時間が長くなってきたな、と思ったら乳首のサイズアップをしてみましょう。

ミルクを飲ませるのに30分も掛かってたら、毎日2,3時間も授乳に費やすことになり大変ですからね。

  

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