
離乳食って、こしたり、すり潰したり、調理が大変。

栄養面や安全面も考えながらメニューを作らないといけないしね。

市販のベビーフードも使いたいけど、どれがいいのかな?
そこでおすすめしたいベビーフードがあります。
それはガーバー(Gerber)のライスシリアルです。
ライスシリアルとは、その名の通り米から作られた粉末状のシリアルで、母乳やミルクと混ぜるだけで簡単に作れるベビーフードです。
特に鉄が豊富に含まれているため、これ1つ離乳食に取り入れるだけで苦しいレバー地獄から開放されます!
この記事では、赤ちゃんが鉄を必要とする根拠と、ガーバー(Gerber)のライスシリアルをオススメする理由などを説明しています。
『小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。』

ライスシリアルを知るきっかけになったのが『小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです。』という本でした。

小児科で二児の母という肩書と「離乳食は作らなくてもいいんです。」というタイトルに興味がわきました。
著者の工藤先生曰く、日本では離乳食を手作りするが当たり前という風潮ですが、他の先進国では市販のベビーフードを買って食べさせるのが当たり前なのだそうです。
手作りの場合、栄養面や安全面に問題があり、鉄や亜鉛、ビタミンAやビタミンDなどが不足してしまうとか・・・
特に鉄が不足するそうなのですが、毎食レバーを離乳食にするのは大変ですよね。
そこで市販のベビーフードを活用することを推奨されています。
大きめの文字でサクッと気軽に読めるボリュームでした。
興味のある方は読んでみてください。
鉄、足りてる?
赤ちゃんは妊娠中に栄養を蓄えて産まれてくるって知ってましたか?
その中の1つが鉄なんですが、なんとこの鉄は生後6ヶ月でほとんど使い切ってしまうそうです。
しかも母乳やミルクで摂取できる鉄の量では全然足りないため、離乳食で摂取する必要があります。
鉄が豊富なメニューといえば、マグロやカツオの他に赤身の肉やレバーなどがありますが、日本では一般的に離乳食のメニューとして取り入れられるのが、生後7~8ヶ月頃からとされているため、どうしても鉄が不足する期間ができてしまいます。
鉄には酸素を運ぶ役割があるため、不足すると落ち着きがなくなったり、かんしゃくを起こしやすくなるそうです。
また、この状態が長く続くと学童期の学習能力や運動能力にも悪影響があると言われています。

赤ちゃんが貧血になるってことか。
生後6ヶ月~11ヶ月の子どもに必要な鉄の摂取量
6ヶ月~1歳までの子どもが一日に必要とする鉄の摂取量は以下の通りです。
性別 | 推定平均必要量 | 推奨量 |
---|---|---|
男の子 | 3.5mg | 5.0mg |
女の子 | 3.5mg | 4.5mg |
ではどれくらいの量を食べれば鉄5mgを摂取できるでしょうか?
※食品100gあたりの鉄の含有量
食品 | 鉄分 |
---|---|
ほうれん草 | 0.9mg |
小松菜 | 2.1mg |
マグロ | 1~2mg |
カツオ | 2mg |
赤身牛肉 | 2.7mg |
牛レバー | 4mg |
鶏レバー | 9mg |
豚レバー | 13mg |
赤ちゃんが食べる肉や魚の量を1食あたり10~30g(大さじ1~2)とすると、最も鉄が多く含まれる豚レバーでさえ、鉄は1.3~3.9mgしか摂取できません。
ちなみに海外では鉄の摂取推奨量は11mgとされているようです。

鉄が全然足りない・・・
赤ちゃんが無理なく食べられるのであれば、対象月齢が7ヶ月以降のベビーフードでレバーペーストなどを食べさせても良いそうですが、もっとおすすめなベビーフードがあります。
それが冒頭でも紹介したガーバー(Gerber)のライスシリアルです。
ガーバー(Gerber)ライスシリアルには不足しがちな鉄が含まれている

ガーバー(Gerber)ライスシリアルの成分表から一部抜粋しました。
ライスシリアル1食で摂れる栄養素の割合を記載しています。
1日の摂取量(%) | |
---|---|
鉄 | 45% |
亜鉛 | 20% |
葉酸 | 25% |
DHA | (8mg) |
ガーバー(Gerber)のライスシリアルには、鉄や亜鉛など、この時期の赤ちゃんに重要な栄養が豊富に含まれています。
鉄にいたっては、おかゆをライスシリアルに替えるだけで、1日に必要な鉄の摂取量の半分をとることができてしまいます。
※日本の推奨量(5mg)であれば1食で1日分の鉄が摂取できることになりますね。

葉酸やDHAを同時に摂取できるのも嬉しい!
ライスシリアルのデメリット・・・ヒ素?
2014~2017年にアメリカで行われた調査では、多くのベビーフードに鉛、ヒ素、カドミウム、水銀などの重金属が含まれているという結果が出たそうです。
特に米を原料とするシリアルにはヒ素が含まれているとか・・・。

こんな話を聞いたら不安になりますよね。

大丈夫なの?
実は、ヒ素と言うのは米に限らず様々な食品に含まれているため、完全に摂取を避けることは困難です。
米にヒ素が含まれているのですから、米を原料とするライスシリアルにヒ素が含まれているのも当然のことです。
しかし、農林水産省も通常の食生活で摂取するレベルのヒ素に問題は無いとしていますし、過剰に心配する必要はないでしょう。
下記は農林水産省のHPから一部抜粋したものです。
ヒ素は自然環境中に広く存在するもので、日本国内の土壌や水中にも含まれています。このため、コメをはじめ多様な食品に微量のヒ素が含まれており、日本人は食品や飲料水を通じてヒ素を摂取しています。しかし、通常の食生活を通じてヒ素が体内に入ることで、健康に悪影響が生じたことを明確に示す国内のデータは現在のところありません。
お米を食べることも含めて、バランスのよい食生活を送っていただければ問題ありません。
食品中のヒ素に関するQ&A:農林水産省 (maff.go.jp)
欧州でも乳幼児用食品基準が定められており、当然ライスシリアルもその基準を十分に満たすものです。
そもそも訴訟大国アメリカで、子供の健康を損なうような危険な食品を販売し続けることが可能でしょうか・・・?

料理に欠かせない塩も摂り過ぎれば毒になります。

食事はバランス良く。
ガーバー(Gerber)ライスシリアルの購入方法と注意点

実はガーバー(Gerber)のライスシリアルは、現在のところAmazonや楽天では正規品を購入することができません。
個人などで転売されていますが、ぼったくり価格ですので注意してください。
ではどこで買えるのかと言うと、iHerbというアメリカの通販サイトで購入できます。
かなり有名なサイトで、日本語にも対応しているため安心です。
1つ注意点をあげるとすれば、注文金額が15,500円 を超えると、配達時に、関税、その他の税、手数料などがかけられるという点ですね。
ベビーフードの選び方と割引クーポン
ライスシリアルを含むベビーフードの選び方ですが、商品説明やパッケージ画像に「1st food」や「stage1」と記載されている商品が、最初の離乳食に食べさせて良いベビーフードになります。
日本では販売されていないマンゴーやプルーンなどのペーストも購入することができます。
これらは日本では5,6ヶ月の子供には推奨されていない食品ですが、海外では一般的な離乳食だそうです。

フルーツペーストはヨーグルトに混ぜたり味変にも使えます。
一通りの食材を試した後、満遍なく栄養を取っていく場合は、「2nd」や「stage2」と記載されている商品を選んでください。
もちろんライスシリアルを食べさせても問題ありません。

うちはバナナ入りのオートミール(2nd food)も買ってみました。
このサイトのリンクから購入すると、購入時に割引クーポンが適用されます。
もし、割引がされていないようであれば「BDN5148」のコードを使用してください。
割引クーポンはリピーターでも使用できます。
ガーバー(Gerber)ライスシリアルの使い方

使い方はとても簡単。
初めて食べさせる場合は、大さじ1杯のシリアルを大さじ4-5杯の母乳や幼児用飲料に混ぜます。
いつものおかゆの代わりに食べさせてあげてください。
慣れてきたら好みの濃さでOKです。
我が家では、ライスシリアル大匙3杯に粉ミルクを付属スプーン3杯で食べさせました。

うちの子の場合、ライスシリアルは最初から好んで食べましたが、オートミールは苦手だったようなので、ミルク多めから始めました。
1箱で15食分ですが、離乳食を始めた頃は、そんなに食べないことが多いです。
我が家の場合は、3gから始めて、翌日に5g、1週間後に8gと徐々に増やしていき、4週後には15g食べさせるようにしました。
ですので最初の1箱は1ヶ月くらい持ちました。
ガーバー(Gerber)ライスシリアルのレビューまとめ

今回、紹介しきれなかったメリットも含めてまとめました。
- 遺伝子組み換えではない米でできている
- 赤ちゃんに必要な栄養が豊富に含まれている
- 母乳かミルクと混ぜるだけで簡単に作れる
- おかゆをライスシリアルに替えるだけでOK
- 毎回作りたてを食べさせることができる
- その場で作れるから夏場でも腐らず持ち運びが簡単
- 粉末状で保存しやすい
我が家では手作りの離乳食にライスシリアルを取り入れただけですが、それだけでも栄養面や手間の面で助かりました。
子供も食べやすいみたいで、いつもパクパク全部食べてしまいます!

離乳食にライスシリアルを取り入れてレバー地獄から脱出しましょう!
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