妊娠、出産を経て、ついに赤ちゃんとの生活が始まります。
初めての育児で不安や心配もあるでしょう。
ここでは、そんな新米ママとパパのために、新生児の特徴や成長や基礎知識について説明します。
新生児の特徴
生後28目までの赤ちゃんを新生児と言います。
この頃の赤ちゃんは、まだ自分の意志で体を動かすことができません。
原子反射によって、外部からの刺激に対して無意識に反応しています。
それによって体が成長していくのですね。
日々、赤ちゃんが成長していく様子が見られます。
では、体の部位ごとに見ていきましょう。
赤ちゃんの髪
毛髪量には個人差がかなりあります。
同時期に産まれた友人の子はフッサフサですが、うちの子はうっすら生えている程度でした。
特に前髪の部分は伸びも遅かったですね。
しかし、2才になる頃には、しっかりと生えそろうので心配はいりません。
赤ちゃんの目
この頃の赤ちゃんは視力が0.1程度しかなく、ほとんど見えていません。
ぼんやりとママの顔を眺めているはずなので、話しかける時は顔を近づけてあげましょう。
成長するにつれて、こちらを認識していることが分かるようになってくるので、とても嬉しくなります。
赤ちゃんの手
基本的には、肘を曲げた状態で、手をギュッと握ったポーズですね。
光や音などに驚くと反応して手を広げたりしませんか?
これはモロー反射と呼ばれる原子反射の1つで、無意識の反応です。
赤ちゃんの手のひらにママの指を乗せると、ぎゅーっと握り返してきませんか?
これもモロー反射と同様に、この頃の赤ちゃんにしか見られない無意識の反応なんです。
無意識とはいえ、すごく可愛いですよね。
赤ちゃんの足
この頃は足を曲げてМ字の状態で過ごすことが多いですね。
プレオールと言う種類のベビー服は、この状態の赤ちゃんが快適に過ごせるデザインになっています。
あれ?足の裏に土踏まずがありませんか?
安心してください。
実は赤ちゃんの足には、土踏まずが無いんです。
これから歩行するようになると、次第に形成されていきます。
赤ちゃんのへそ
最初は、へその緒がついたままですよね。
生後1週間くらいは、産院の指示に従い、しっかりと消毒をしましょう。
乾燥してくるとポロっと綺麗に落ちます。
へその緒が取れかけで、下の方がくっついている場合、へその緒を上にあげて、下側もしっかりと消毒液をつけるようにしてください。
もし、おへその周りまで赤くなっていたり、膿が出ている場合は、早めに受診しましょう。
赤ちゃんの性器
女の子の場合、おまたがTの字にくっきりと赤く腫れたように浮き出ている場合がありますが、これは奇形ではありません。
うちも女の子なのですが、最初に見た時は知らなかったので、とても驚きましたが、しだいに綺麗になりました。
男の子の場合も睾丸が腫れて見えることがありますが、次第に治まってくるので大丈夫ですよ。
赤ちゃんの表情
この頃の赤ちゃんは、基本的には無表情です。
とは言え、もちろんお腹が空けば泣きますし、照明の下では眩しそうにします。
時々、可愛い笑顔も見せてくれますよ。
新生児微笑 と言う現象です。
いつ見られるか分からないので撮影するのは難しいですが、必ず写真に撮っておきたい瞬間ですね。
体の成長
私の娘は産まれた時、体重が「3040g」で、身長が「48.6cm」でした。
だいたい平均くらいだと思いますが、同じ日に産まれた赤ちゃんと比べると少し大きく見えました。
ちなみに産まれてから一週間は体重は少し減るのが普通です。
摂取できる母乳やミルクの量よりも、排せつ量などの方が多いためです。
うちの子は退院時(生後5日)には「2964g」でした。
2週間検診時の体重
正確には生後17日目ですが、体重が「3440g」まで成長していました。
退院日から2週間検診までの日数が12日なので、一日辺りで平均すると「41g」ずつ増量していることになります。
産院からの推奨は「30g/日」でした。
増えすぎかと思いましたが、問題なしとのことです。
今回、身長の測定はありませんでした。
1ヶ月検診時の体重と身長
体重が「3890g」
身長が「50.2cm」
体重が一日辺りで平均すると「31g」ずつ増量しています。
身長は「1.6cm」伸びていました。
平均だと3cm~5cmくらい伸びるそうなので、あまり伸びていないようですが、ざっくりとした測り方だったので、誤差が大きいかなと思いました。
実際にお医者さんも問題無いと仰っていました。
成長には個人差もあるため、多少の誤差は気にしなくても良いです。
しかし、一週間で体重が「70g」程度しか増えないような場合は、産院や保健士に相談した方が良いです。
とは言え医師の指示が無いのであれば、神経質に毎日測定する必要はありません。
成人用の体重計では正確に計れないため、かえって不安になるだけです。
私も家で赤ちゃんの体重を計ったことはありませんでした。
新生児の特徴や成長 まとめ
新生児の特徴について書きました。
成長には個人差があるため、あまり気にする必要はありません。
せっかくの子どもとの時間です。
できるだけ楽に楽しく過ごしたいですね。
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